暴走族×殺し屋

「おい、シロ、授業終わったぞ」

不意に蓮が僕の肩を揺する

ずっと美南のことを考えていた僕はビックリしてしまう

「……シロがビックリするなんて珍しいな」

「あ、ご、ごめん、ボーっとしてたから……あはは」

「ふーん」

蓮はなんとなく返事をした

ガラッ

勢い良く、教室の扉が開く

4時間目が終わり、みんな学食に行こうとしていたが、すぐにみんなの視線は教室の扉へと向けられる

「わりーが、全員席着け、早くしろ、食う時間が無くなる」

入ってきたのは僕達の担任だった

って、食う時間が無くなるぞーじゃなくて、無くなるなんだ…

先生視点かよ……
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