琥珀
「青龍隊は今すぐ下に降りて下から潰せ!
白虎隊は全出入口の封鎖!
朱雀隊は一般人を一か所に固めろ!
玄武隊はこの階の加勢!」
「「「「はい!!」」」」
四獣神がそれぞれの幹部を連れて一斉に散る。
「白虎隊は全出入口を封鎖したら加勢しろ!
朱雀隊はそのまま一般人の護衛だ!」
「琉希さん!」
隼翔が幹部を連れて駆け寄ってくる。
そして幹部に“かかれ”と指示した。
「コイツら…」
「blacknightだな。
仕返しか?」
そう言ってボスであろう人物を見る。
「ははっ。
これはこれは狂鬼様。
初めましてですね?
我々は…」
「blacknightだろ?
分かってるから黙れ」
わざとらしい敬語に嫌気がさしたあたしは、ボスを思いっきり睨み付けた。
「フッ 威勢のいいお方だ。
ところで狂鬼様。
まだいらっしゃったんですね?
最近全然お噂を聞かなかったものですからてっきり………
死んだものかと」