にばんのしあわせ





それがなぜか嫌だった


全て見透かされてる気がした


私はその手を振り切ってまで


トイレへ向かった


それからのことはあまり覚えてない


ただ泣き晴らした目をして戻って


「どしたん?」


ヤマトに心配されたけど聞こえないフリして


無視した


最低なことしたって分かってた


やけど今の私には心に余裕がないねん


ごめんな…ヤマト…






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