仮面を被ったアイツ◎(仮)
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PM07:00
私は丁度、"彼氏"といた。
というか、駅前のカフェに呼び出された。
──そう、この時は "彼氏"だった。
「あっ!」
「ああ、愛莉ちゃん。呼び出して悪いね」
私はいつもの笑顔で手を振る。
「ううん。久々に一樹<イツキ>さんに会えて嬉しい!」
「僕も愛莉ちゃんに会えて嬉しいよ。ここんとこ仕事がたてこんでてね。会えずにいてごめんね?」
一樹さんは眉を下げて謝る。ああ、今日もかっこいいな。