仮面を被ったアイツ◎(仮)
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「それで、目が覚めたら男の部屋に居て…」
「スウェット姿になっていたと。」
「…うん。」
全部を話終えたが、
やっぱり後悔だらけだ。
あの時お酒飲みすぎなきゃよかったな、なんて。
「てか愛莉、よくその男の家からこの家までたどり着いたわね」
「ああ、なんか同じマンションみたいなんだよね」
…みたい、ていうかそうなんだけど。
「ええ ?! 何階の何さんよっ」
「無我夢中に走ってきたから覚えてないや」
「うーーーん」
何かを考えるようにお姉ちゃんは唸っていた。