永久ニ 贈ル ラヴレター
《磔!中山のアドレス教えて??》
《何、どうしたん?》
《いやいや、何でも無いですけどね~》
《何でも無い訳ないやろ。》
《ほっとけ!》
《じゃあ、嫌。教えん。》
《何よ、ケチ(`´)》
《ケチで結構です。》
《もー本間ありえへん!》
《現に此処にありえてるー》
《馬路うっといねん~教えてやぁ~》
《おやすみ》
《は?!》
《寝る。》
《うん、寝。(ρω*)ノ~オヤスミ》
・・・・・最悪だぁ。
もぅ帰ってメールするしかないな・・・・。
「光ーそろそろ帰るで。薫チャンが車出してくれるから!」
「はーい、片付けるから。」
「えーもう帰るん??光。」
ちょっと名残惜しそうに言う葵。
でも今は本当にライバルにしか見えない。
・・・・・悔しいんだ。
「うん、帰るみたい・・・また遊び来るから」
「葵も行く!!」
「え、桜は??」
「桜~携帯いじくり過ぎ!帰るって。」
「んー、おっけ。」
本当に葵と一緒に居るだけで涙がこみ上げてきそうで。
胸が痛くて。苦しくて・・・・
誰かに頼りたくて仕方なかった。