永久ニ 贈ル ラヴレター
11月4日。





あたしたち、バスケ部の新人戦。


2年生の先輩たちの試合で1年はかなり暇。
いつも部活で絡んでる友達と一緒に喋ってた。




「朔~・・・」
「光!!暇!お腹減った!!!」



そう、先輩達は試合してるからいいけど、
1年は本当に暇。




時間が経つのが物凄く遅い。


朔とは幼稚園からの幼馴染。
恋愛相談とかもする。


「朔ちゃーん~~~」

「なにー気持ち悪いー」

「きっ、気持ち悪いって?!」

「嘘嘘、何~?」





・・・・あたしのこの気持ちはなんなんだろう。









――――最近になって気づいた。





あたしは日に日に中山からのメールを待ってる。
・・・・無意識のうちに。



そして中山からメールが届いてると

笑顔になって、テンション上がって、幸せな気分になれる・・・。





あたしのこの気持ちはなんなんだろう・・・。



恋??そんな訳ないでしょう。
だって、お兄ちゃんなんだもん。
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