永久ニ 贈ル ラヴレター
「なんで?!なんでよ??!」

「・・・・無意識のうちにメールが欲しい。
気付けば席が隣で、嬉しかった。体育の班が一緒で嬉しかった。
そんで、最後。ある異性の笑顔で中山の顔が出てきたって時点でもう好きやねんて」











好きじゃない。

あたしはもう恋愛しないんだから。




・・・もう、好きになることなんか無いんだから・・・。







「好き・・・じゃ・・・・ない。」

「それでも身体は正直やろ??」








ドクン・・・






正直だよ。

目が合っただけでちょっと嬉しくて

嫌いな美術の時間も楽しくて

メール来てるかなって気にしてて


中山の事なら何時間でも話せそうな気がして

中山を探す時だけ視力が10倍に跳ね上がるような気がして

中山の声だけは絶対に聞き落とさないような気がして・・・






・・・・・あたしやっぱり、中山の事好きなんだ。








・・・お兄ちゃん見たいな存在じゃない


・・・1人の異性として好きなんだ・・・。

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