永久ニ 贈ル ラヴレター
第三章
記
あれからも時は流れ12月。
学校では相変わらず喋らないけど
メールの内容も変わってないけど
上手く行ってる。
・・・・上手くなんか行ってない。
全てはあたしの妬気持ちかもしれないけど
「もー!中山ぁ!!!」
「んやねん、俺なんもしてへんやろが?」
「絵見たやろが!!本間殴るで!?」
「やってみろや、佐藤。出来んやろ??w」
美術の時間。
あたしと隣なのに喋ってる相手は後ろの後ろの愛。
最近ずっとこんな調子。
あたしの不安は募るばかり。
あたしの嫉妬心は深まるばかり。
・・・・あたし、本当に中山の彼女で良いのかな