永久ニ 贈ル ラヴレター
帰宅して、いつものようにPCを見る。
ピロリン♪
《なあ、予定分かった??》
《あ、うん♪光たち...24日は午前中部活・・・↓25日も午前中...》
《馬路で?俺はどっちも4時からしか無理やけど・・・4時からでいい?》
《うん!4時でも何でもいいもーん!!》
《本間お前甘え上手やw早く会いたいな》
《光も早く会いたい》
《嬉しい事言うてくれんな、早く会おな》
《うん♪
文章を打とうとしていた時にお母さんが話しかけてきた。
「光、瞳は?」
「知らん。」
「部屋??」
「だから知らんって」
「あ、そう。って、どうでもいいねんけど24日空けといてよ」
「何で」
「毎年やってるクリスマス会、葵ん所と桜ん所とでするから。」
「はぁ?言うん遅いやろ」
「そういう事やから~じゃあ買い物行って来よーっと」
そういってお母さんは部屋から出て行った。
「・・・・んやねん、おかんのハゲ」
さっきあった事を中山に言うことにした。
《うん♪・・・でも24日もしかしたら光無理かも・・・》
《馬路で、俺も分からんけどなあ・・・でも冬休み中には絶対会う》
《25日でもいい??》
《まだ2人とも"かも"やから可能性あるやん!》