十人十色の十恋物語<短編集>
若苗美夏。二十歳。
今年成人式しちゃいました。
身体は大きくなって大人になったけどさ。
中身は子供のまま成長が止まっているかもしれない。
成人式で久しぶりに再会さた女子たちと
カラオケしてます。
カラオケしたり、
食事したり、
そういうのはめちゃくちゃ楽しいしさ。
彼氏?
高校のときはちゃんといましたよ。
でもなんか疲れちゃって卒業と同時に彼氏からも卒業。
「 ゲームみたいに楽しいだけの恋愛ってないかな? 」
カラオケ中に誰に言うわけでもなくつぶやいてしまった一言に隣にいた桃たんが、
「 ゲームサイトに登録したら?
その中で友達作ったら?
顔も知らない、
声も知らない人とメールするのも楽しいよ。 」
桃たんに言われるままゲームサイトに登録してみた。
いろんな人がいるなぁ。
友達になるなら年齢近い人がいいよねぇ。
なんて思っていたのに
このサイトのゲームに夢中になっていて、
桃たんが言ってた
友達作ったら?も忘れていた。
対戦ゲームをしている時に対戦相手から
[ ゲーム終わったらメールしてもいいかな? ]
ゲーム中に返事をするやり方がわからない私は、
その言葉をスルーしてしまったけどゲームを続けていた。
今年成人式しちゃいました。
身体は大きくなって大人になったけどさ。
中身は子供のまま成長が止まっているかもしれない。
成人式で久しぶりに再会さた女子たちと
カラオケしてます。
カラオケしたり、
食事したり、
そういうのはめちゃくちゃ楽しいしさ。
彼氏?
高校のときはちゃんといましたよ。
でもなんか疲れちゃって卒業と同時に彼氏からも卒業。
「 ゲームみたいに楽しいだけの恋愛ってないかな? 」
カラオケ中に誰に言うわけでもなくつぶやいてしまった一言に隣にいた桃たんが、
「 ゲームサイトに登録したら?
その中で友達作ったら?
顔も知らない、
声も知らない人とメールするのも楽しいよ。 」
桃たんに言われるままゲームサイトに登録してみた。
いろんな人がいるなぁ。
友達になるなら年齢近い人がいいよねぇ。
なんて思っていたのに
このサイトのゲームに夢中になっていて、
桃たんが言ってた
友達作ったら?も忘れていた。
対戦ゲームをしている時に対戦相手から
[ ゲーム終わったらメールしてもいいかな? ]
ゲーム中に返事をするやり方がわからない私は、
その言葉をスルーしてしまったけどゲームを続けていた。