十人十色の十恋物語<短編集>
「 いらっしゃいませ! 」
深夜にさわやかな声聞いたことないよ。
めちゃくちゃ癒される声だった。
それだけで心が救われた気がした。
毎週月曜
ほぼ同時刻に行くから、
さわやかな声は店長さんの海松さんだと覚えた。
ちょっとした会話が出来るようになっていた。
「 何か月曜の夜にしてるの?
いつも同じ時間だからさ。 」
心配している言葉にホロッとしてしまった。
「 なんだか眠れないから月曜だけはコンビニに来ようと勝手に決めたんだ。 」
私の言葉がさみしそうに聞こえたのか
「 ここでバイトしない?
とりあえず月曜だけでもいいから、この時間に!
どうかな? 」
「 働かせてください。
今日からでもいいですか?
履歴書は明日持ってきます。 」
海松さんは満面の笑みで
「 では、よろしくね。
えっと名前聞いてないね。 」
「 はとば…鳩羽春菫です。
よろしくお願いします。 」
深夜にさわやかな声聞いたことないよ。
めちゃくちゃ癒される声だった。
それだけで心が救われた気がした。
毎週月曜
ほぼ同時刻に行くから、
さわやかな声は店長さんの海松さんだと覚えた。
ちょっとした会話が出来るようになっていた。
「 何か月曜の夜にしてるの?
いつも同じ時間だからさ。 」
心配している言葉にホロッとしてしまった。
「 なんだか眠れないから月曜だけはコンビニに来ようと勝手に決めたんだ。 」
私の言葉がさみしそうに聞こえたのか
「 ここでバイトしない?
とりあえず月曜だけでもいいから、この時間に!
どうかな? 」
「 働かせてください。
今日からでもいいですか?
履歴書は明日持ってきます。 」
海松さんは満面の笑みで
「 では、よろしくね。
えっと名前聞いてないね。 」
「 はとば…鳩羽春菫です。
よろしくお願いします。 」