激甘Milk*Tea+
「…つか、その格好。」
「え…格好?」
日向に指差された先の服をみると、
「わぁ!」
慌ててタオルケットで体を包む。
「遅いし…。何これ、耳?」
日向がそう言うと、私にフードを被せ、付いている猫耳を触る。
「うん……」
「これ、苺さんのchoice?」
「あはは…」
日向の不適な笑みに苦笑いしかできなかった。
「『これで裕之さん誘惑しちゃえー』てきなやつ?」
「あー、まぁそんなとこかな…?」
ずばずば当たりすぎて怖いです、日向さん。