激甘Milk＊Tea＋

「……なんで後輩？」

「ほら、前にゆうちゃんと出会った合コンの話したじゃん？あのときの人なんだけど…」

「…って、襲ってきた奴とか言わねぇよな？」


日向の視線が痛いです。


「あ、ははっ」

「まじで、仲良くしてんのっ！？」


はぁぁ、と盛大に溜め息を吐く日向。

そんな日向に少しびくっとなる。


「……まぁ、秘美らしいっちゃ秘美らしいけど。」

「あは…」

「はぁ…んで、その人は今どうしてんの？話聞いてもらえねぇの？」


まずい…実習生だってバレたらそれこそ怒るかな？


なんて答えようか迷っていると、

「……まさかとは思うけど、あの福田 尚輝とか言う実習生とかじゃねぇよな？」


少し俯きつつあった私の顔を覗くようにする日向。


「…っ！？」


いきなり視界に入った日向の綺麗な顔と痛いところを突かれた私はこれでもかと目を見開いてしまった。