激甘Milk*Tea+
「俺の都合ばっかでわりぃんだけどさ、……」
「……ん?」
頬を少し赤く染め、がしがしと頭を掻くゆうちゃんにどきっ、と胸が脈を打つ。
「…シても、いい?」
「…っ!……うん」
ゆうちゃんの恥ずかしそうな声や態度が伝染して、つい私も俯きながら小声で答えた。
大好きなのに、駄目なわけないよ。
「─…っん…!」
いきなり深く、激しいキスをされ、少し声が漏れる。
それから何度も角度を変えながらゆうちゃんはたくさんキスをしてきた。
──まるで、今まで私が感じていた距離を埋めるかのように。
そして唇は解放されないままゆっくりソファに押し倒され、パーカーのファスナーを下ろされ、キャミとショートパンツだけになった。
「はっ……秘美の格好、エロい。つか、すっげぇそそる。」
「…ゆ、ゆうちゃんがさせてるんじゃん。」
「そうでしたー。」
軽く睨み付けて見るが、まるで悪びれた様子もなく額、頬、耳、首筋と順にキスを落としていった。