激甘Milk＊Tea＋

「あのね…好き。」

「え、はっ…え！？いや…うん、どした？」


明らかに動揺した様子のゆうちゃんにクスッと小さく笑みを溢し、気持ちをもう一度伝えるべくゆっくり口を開く。



「…………好き。」

「…っ！」

「大好き、だよ。……裕之。」

「おまっ……！可愛すぎんだろ…」


ぐっと腕を引かれ、上半身だけ起こされ抱き締められた。


それはもう、強く、優しく。


「……ゆう、し？」

「秘美、大好きだ。」

「うんっ」

「愛してる、じゃ足りねぇくらい愛してる。」

「…うんっ」


…抱き締められるのは嬉しいんだけど、上半身が裸の私は恥ずかしい。

そんな恥ずかしさを隠すため、ぎゅうときつくゆうちゃんに抱きつく。


「ちょ、秘美？」

「……ん？」

「誘ってんの？」

「さ、誘ってる？」

「うん。胸、当たってんだけど」

「…っ！」


恥ずかしいから、という理由でくっついていたのが駄目だったとは…

ばっと慌てて離れようとしたけど、きつく抱き締められていたから、それは叶わなかった。



「……続き、シよっか」

「……………ん」


その日はゆっくりと時間をかけて、優しく、ときに激しく裕之に愛された。

とても幸せを感じることが出来た一日だった。