激甘Milk*Tea+
「…そんな過去があったとは。てかお似合いやん?絶対渡辺には無理無理」
「だなー。秘美とあの教師なら、余裕で秘美のが可愛いし!」
「うん、あんなの中の中が化粧化けしただけだし!」
あの~、苺さん?
またしてもお口がいけない言葉発してますよ(笑)
「んー、そんなものなのかな?でも、2人とも理解してくれてよかった。」
うん、本当に。
引かれたら私、ショックだもん。
「だって出会いは外だろ?しかも実習の前。じゃあ関係ねーって」
「ヒデの言う通りやなっ♪そもそも、男女やねんし立場気にしたら負けや!」
おぉ。
光、威張ってるしドヤ顔(笑)
「俺らも力なるし、これからも仲良くしぃや!」
ニッと少年のように、はにかむ光と
「さっきみたいに1人で考えるのは無し!俺ら3人、寂しいだろ?」
ふわりと優しく微笑む栄嗣と
「私ら3人も恭介たちも、事後報告なんか受け付けてないから!」
わかったか~?
って、私の頬をつまみながら
笑顔を向ける苺に涙腺が緩んでしまった。