激甘Milk*Tea+





「うんっ!お泊まり、お泊まり♪」


「は!?」


「え、」


なんで?

ってかんじに首をかしげ見上げてくる。



いやいや、こっちが聞きてぇって。

どうなったら泊まりになるわけ?


「や、泊まりは…」


「…やっぱり駄目かな?」



ゔ。

あー、くそっ!

惚れた弱みってやつか?


「………どうなっても知らねぇからな」


「…どうなっても?」


まだ伝わらないらしい秘美に、

「秘美も大人になるかも、だな」


低めの声で耳元に囁いた。


どうだっ!

これで怯んだだろ?


……が、秘美の返答は俺の予想を遥かに越えるものだった。







< 40 / 151 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop