激甘Milk*Tea+
「うんっ!お泊まり、お泊まり♪」
「は!?」
「え、」
なんで?
ってかんじに首をかしげ見上げてくる。
いやいや、こっちが聞きてぇって。
どうなったら泊まりになるわけ?
「や、泊まりは…」
「…やっぱり駄目かな?」
ゔ。
あー、くそっ!
惚れた弱みってやつか?
「………どうなっても知らねぇからな」
「…どうなっても?」
まだ伝わらないらしい秘美に、
「秘美も大人になるかも、だな」
低めの声で耳元に囁いた。
どうだっ!
これで怯んだだろ?
……が、秘美の返答は俺の予想を遥かに越えるものだった。