激甘Milk*Tea+





「え、秘美!?」


「ごめん、隆哉っ。ちょっと急用!」



いきなり立ち、走り出す私に驚く隆哉を
放置してその男の子の背中を目指した。


男の子は友達と歩いていたが体操服を来ていたため、
体育なのだろうか、グラウンドに向かっていた。




その背中が近くなり、私は人目も気にせず
後ろから思いきり抱きついた。



「──…日向っ!」


「……うぉっ!?」


「…え、日向っ!?」



日向とその友達が驚く。


ゴールドな髪の男の子は日向(ヒナタ)。

この間ママが話していた私の1つ下の従弟なんだ~♪


私の髪はブラウンで、目の色はグレーだけど
日向は綺麗なセルリアンブルー。

因みに美紀ちゃんは薄い、綺麗なブラウン。



あれ、そういえば日向の隣の子…

「……あの、どちら様ですか?」


うわ…日向もかなり美人な方だけどこの子も美人!


170は余裕である、長身の金髪で
ショートカットの女の子が私を見下ろしていた。






< 45 / 151 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop