激甘Milk*Tea+
あ、もしかしてもしかしなくても…
彼女、だよね?
そんな彼女の前で堂々と日向の腰に
腕を回す女の子が現れたらやだよね(苦笑)
「あ、私2年の菅村 秘美!日向の従姉なの」
笑顔でそう告げると、その子でなく日向が
「秘美っ!?」
と、返事をして、ばっと勢いよく振り返った。
そんな日向に私が驚き日向を見上げる。
「I'm very glad to see you!」
そう言って私に抱き着いてきた日向。
「わ!日向っ?」
「ん~、秘美の匂いだっ♪」
くんくんと私の髪、首元の匂いを嗅いできた。
ちょ、ちょっと!
いろんな生徒が見てるからっ。
さっきまでは気にも止めていなかったのに、
よく周りを見れば色んな生徒が好奇の目で見ていた。
まぁ、従弟だし気にはしないでおこう。