激甘Milk*Tea+
「……日向、可愛い従弟だな」
ぽんぽん、と私の頭を撫でる隆哉。
「でしょ?私になついてて可愛いんだぁ♪」
にやにやと絞まりのない顔で笑う。
「うわ、ニヤけてる(笑)」
「私たちお互いに甘いからね~」
私は美紀ちゃんにも日向にも弱い。
けどそれはお互い同じらしく、
美紀ちゃんも日向も私には弱いんだって。
「つか、2人とも美人だったな~」
「うん、かなり美人!絶対モテるね~。隆哉、負けちゃ駄目だよ?」
「はっ、どーゆう意味だよ(笑)」
「いたっ!」
「さっきのフォークの仕返し~♪」
「バカ~」
軽く叩かれた頭を押さえながら、その場を後にした。