激甘Milk*Tea+





「日向っ絞まってる、絞まってる!」


首がぁ~っ。



「あ、わりぃ。」


「ふはぁ~…」


し、死ぬかと思ったぁ!




「ごめん、秘美。大丈夫?」


私から体を話し、椅子に座っている
私の前にしゃがみ、見上げる。


「大丈夫だよ。」


そう伝えると、

「よかったぁ」


って笑顔の日向。

やっぱり日向可愛い!



「じゃあ帰ろっか」


笑顔の日向が私に手を伸ばす。


「……?」


意味がわからず首を傾げ、日向を見る。



「「「秘美、どんかーん」」」


と、3人に馬鹿にされた。


「ちょ、バカにしないでよ~」


むすっとしてみせると、私の前でくすくすと日向が笑った。


「え、日向なに?」



「いや、相変わらずだと思って」


いつまでもくすくす笑う日向に、

「もー!先帰っちゃうよ?」

って意地悪を言ってみた。





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