激甘Milk*Tea+





「お客様用の洋室のクローゼットに入れてあったでしょ?」


「うんっ!これでまたいつでも泊まりにこれるー♪」


と、泊まり!?


「そうだねっ…」


ゆうちゃんに言わなきゃだぁ。





「もしかして、また彼氏できた?」


びくっ

普段とは違う少し低めの声に肩があがる。


「…あ、そのもしかしてです」



恐る恐る答えると、

「俺が認めなかったらその彼氏却下ね?」


「…え!?」


「俺が認めないような相手、どうせおじさんも認めないんだし」


ゔ…たしかに。

パパ、男関係にうるさいんだよね。



「また連れてきてね♪」


「…はい」


いつもの可愛い笑顔はどこへやら。

真っ黒い笑顔で怖いです。






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