激甘Milk*Tea+





「おら、秘美のせいで周りから白い目で見られてるじゃんか」


こそっと私に耳打ちし、周りを指差す。


む、わかってるもん。

指摘しないでよっ




少しむくれていると


「拗ねた秘美も可愛いっ♪」



──ちゅっ


って音を立て私の頬にキスをする。




「な、ちょっ!ゆうちゃん!?」


顔に熱が集まるのを感じながら
キスされた頬に手を当てゆうちゃんを少し睨んでみる。



「秘美が可愛いからつい。」


ペロッ、と舌を出すゆうちゃんは悪戯好きの子供のようで。


本当に私と6つも違うの?

って何度も思わされている。







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