激甘Milk*Tea+
「ゆうちゃんはオジサンじゃないよ。私の彼氏だもん」
「え…なんか照れるけど、意味わかんねぇよ?(笑)」
私だけに笑顔を向けてくれるゆうちゃんに
「大好きっ!」
言葉じゃ足りないの私の気持ちが
少しでも伝われば、と言葉にして表す。
「…秘美に触れてぇ。ってことで、秘美ん家いこ?」
「うん…」
申し訳なさそうに眉を下げて笑うゆうちゃん。
そんなゆうちゃんは少し、ほんの少しだけ
いつものような余裕がない気がした。
「やっと秘美に触れれるしっ!」
あの店、周りの視線がうざすぎる
って文句をぶつぶつ言いながら
いつものようにソファーで寛ぐゆうちゃん。
「いつものでいい~?」
「おう、ありがとな」
ゆうちゃんの好きなブラックを淹れ、
私は大好きなミルクティーを淹れた。