激甘Milk*Tea+
◎幸せな日々side裕之
今俺の目には、愛しい彼女の秘美が写っている。
秘美は俺の6つ下で17だ。
過去の経験から女嫌いだった俺が
いきなり6つも下の彼女が出来たものだから
周りからはロリコンだったのか、
って言われっぱなしだけど。
嬉しそうに鼻唄を歌いながら
俺のためにいつもと同じように
コーヒーを淹れてくれている秘美は本当に可愛くて。
この際、ロリコンでもなんでも言わせてやるよ。
「ゆうちゃん、コーヒー入ったよっ」
パタパタと俺に駆け寄りそのまま抱きつき、
にこにこと可愛らしい笑顔を向ける。
キャラメルブラウンの綺麗な髪から
ほのかに香るシャンプーの匂いが俺の鼻をくすぐる。
まじでツボ。
こいつの仕草や動作の全てが愛しくて仕方がない。
「ん、サンキュ」
秘美の頭を少し撫で、撫でた場所にキスを落とす。