片想い【短編】
「じゃーな!村先のことがんばれよ~」
そして教室をでた
ものすごく名残惜しく。
あれ?
これどっかで聞いたような…?
『一緒にいると楽しくて幸せで、
苦しくなって切なくなって、
胸がギューってなって
ずっと一緒にいたいって思えることが好き』
……
もしかして、
私藤田亮のこと好き…?
うん、好き
好きになっちゃったんだ
一緒にいて楽しかったし、
苦しくも切なくもなったし、
胸なんかギューってなったし、
一緒にいたいって思えたし……
確かにこれは家族とも友だちとも違う好きだな、うん。
どうやら、
片想いしちゃったみたいです
―end―
→あとがき