片想い【短編】



それからお昼休みが終り、
弥生と別れて自分の教室に向かった。


結論、
弥生が言ってくれた中に
拓哉といたときの感情は当てはまらない…

つまり、
私は拓哉が好きじゃない。


「…別れなきゃ」



---放課後


「拓哉!」

「おお、瑠花。どうした?」


部活に向かう拓哉をひきとめた


「話があるんだけど…」

「話?」

「うん……」


私が悪いんだよね…
よし。


「ごめんなさい!」

「…?」

「私…拓哉と付き合えない……」

「…え?」

「正直いって拓哉のこと、恋愛感情で好きじゃないんだ…ごめん!」

「……」


< 6 / 17 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop