片想い【短編】
その男子生徒の顔をよく見てみると。。。
「え、イケメン?」
きれいに整えられた眉に、
目に縁どられたながめのまつ毛
きれいな鼻筋に
きれいな肌…
なんか、男なのに悔しいんですけど…。
「あの…すいませんー」
「ん゛…」
軽く体を揺らすと、
もぞもぞと動き起き上がった
「んーッ!!っはぁー…よく寝た……」
あれ…
私無視されてない?
「……」
「……」
そして、がっつりあった視線
「「……うわーッ!!?」」
あれ、
なんで私まで驚いちゃったの
「な、ななに!?いるんならいるっていえよ…はぁー…死ぬかと思った…」
「いやいや、急に大声出された私の身にもなってくれる!?つか、そこ私の席だし!」