紅一点!?~元男子校のお姫様~
―――――――――
――――――
お弁当を作って、おしゃれをして
待ち合わせである1Fのロビーに向かう
部屋を出ると、ちょうど
下行きのエレベーターが3F
で止まって開いていた
閉じ始めたエレベーターに
向かって
「待って、乗ります…!!」
お弁当を気にしながら小走り
で入る
ギリギリ間に合った
ふぅ……
一息ついて顔を上げると
そこにいたのは
「悠弥くん…」
だった。