紅一点!?~元男子校のお姫様~
『…よお』
「ぁ、おはよう…」
すぐに沈黙が訪れる
うっ……
何か言わなきゃ、何か………
「…ぇっと、
今日はあたしのお願いに
付き合わせちゃって、
ごめんね…??」
『悪いことしたわけじゃねぇのに、いちいち謝るなよ』
「ぁ、ごめん…」
『………
俺が行きたくて行くだけだから、気にすんなよ』
「…うん……、ありがとう」
なんとなく微妙な空気のまま
あたし逹を乗せたエレベーターは1Fに着いていた