紅一点!?~元男子校のお姫様~









『ちょっ////


――お前、そんなに雷が怖いのかよ』



「だって、だって音が……!!」


『わかった、』



そう言って、あたしの体を
離すと、手を引いてベッドの
近くに行き、ベッドにかかっていたシーツをはがしてあたしの頭からすっぽり覆って



自分はベッドの横にもたれて
座ってしまった



「悠弥くん……??」


『その方が温かいし、
落ち着くだろ


それよりお前も座れば??』


「……うん、」



あたしはシーツの端をつかみ
悠弥くんの隣に座った










< 311 / 485 >

この作品をシェア

pagetop