紅一点!?~元男子校のお姫様~
恋する、文化祭(後編)
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それからあっという間に時間は流れ
文化祭前夜の夜
あたしはあれから悠弥くんと
全然会話をしていない
明日から文化祭なのになー……
あたしはなんとなく寮の1Fに
あるロビーのソファーに座った
体がのみ込まれるくらい
ふかふかしていて少しだけ
心が休まる気がした
そのまま目を閉じると
――好きだってわかったのに
悠弥くんと話せなくなるなんて
どうしたらいいのかな……??
浮かんでくるのは悠弥くんの事ばかり
「はぁ……」
あたしが大きなため息をついた時
『こんな所で何してんだ??』