紅一点!?~元男子校のお姫様~









「それって、どういう……っ!?」



悠弥くんのおでことあたしの
おでこがくっついて





『……ばーか、

いい加減に気づけよ』





あたしも期待をして
いいのだろうか――











『俺が好きなのは

お前だけだよ、乃愛』









どれだけその言葉を待ち望んだだろう


どれだけ、




あたしの頬を涙が流れた








「……っ、

あたしも悠弥くんだけが
好きだよ」





悠弥くんじゃなきゃ


ダメだから――





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