紅一点!?~元男子校のお姫様~



「悠弥…、くん??」



さっきより少し大きな声で
言ってみる





『…悪い』


「ぇ…??」



そう言ってすぐに離れた後、
先に歩いて行ってしまった






残されたあたしは、さっきの
言葉の意味を考えながら

ぼんやり悠弥くんの背中を
見つめていた





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