紅一点!?~元男子校のお姫様~



バキッ…


鈍くて重い音がした


…あれ
あたし、痛くない……??


そっと目を開けたら、
あたしの前に瑠唯くんが
立っていて

地面にさっきの男の子が
倒れていた



「…瑠唯くん……??」



それだけ言うのが精一杯で
次の瞬間、あたしは意識を
手放していた









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