紅一点!?~元男子校のお姫様~
「あたしを??」
『うん…
昨日のことが気になって
心配だったからさ、
でも、部屋にはさすがに
入りづらいから』
そう言って笑いながら
瑠唯くんは頬を掻いた
それにつられてあたしも
自然と笑顔になる
『そういえば、乃愛ちゃん
どこかに行くの??』
「うん、天気もいいから
ちょっとこの町を散策
しようと思って」
『そっかぁ、それなら
僕が案内してあげる♪』
「いいの??
せっかくの休みなのに」
『もちろん!!
準備するから、ちょっと待ってて』