大切だから…

いつも

ピーピーピー

誰かが救急治療室にはこばれてた...


『希姫さんの知り合いの方ですか?』

『あ...はい。』

『希姫さんは今危ない状態です...いま..救急治療室に居ます...』

はぁ?


じゃさっき運ばれたのが...希姫か?






―――

今は救急治療室の前にいる...


ピーピーピー


て言う音が廊下に響く...



なんだよ...



『希姫さんは.....もう...助かりません...』


『これで..最後です..希姫さんとの面会してあげてください..』


俺は希姫のところへいった





『おい...希姫?』


『はぁ..はぁ...玲音?』



『そうだ..俺..お前に伝えなきゃ行けないことがある...』

『な..に..?』


『俺..ずっと希姫が...すきだったんだよ..なのに俺勘違いして、お前にヤキモチ焼かせようとして失敗しちまった。..』

『素直にすきって言ってればこんな..事になんなかったかも知れねぇのに...』

『私も....玲音が...はぁ..大好きだよ..今でも...』

『なら..死ぬなよ...』


『私だって..死にたくないよ...玲音と離れたくない..』


『やっとすきって言えたのに..お願いだから、いくなよ..』

俺は泣きじゃくりながら希姫に言った。


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