恋愛同盟
ー美音ー




2人がいつもどおりじゃれてる。




やっぱ愛芽は愁哉といてるときが一番輝いてるよ。



そんなことを考えてたら




―ポンッ



頭の上に手を置かれた。




誰?




「よかったじゃん。
アイツら仲直りしてさ。」



あたしの頭の上に手をのせてたのは遥斗。




「ほんと一時はどうなるかと思ったけどよかったよ。」




また後ろから声がした…



この声は大翔だな!




「ほんとよかったよねぇ…
やっぱあの2人はこうじゃなくちゃ!」




「まあお前もちょっとは助けてやれたんじゃねえ?」



そういって笑う遥斗にドキドキしてる…




この2人にもなにかと助けられっぱなしだな…




「美音なに笑ってるの?」



「なんでもな−い!
それより行こっ!」




口には出さないけど…




―ありがと。




「やっぱりあたし達はこうじゃないと!」




2人の喧嘩は辛かったけどまたあたし達の友情は深まった!!…かなっ?
< 171 / 330 >

この作品をシェア

pagetop