恋愛同盟
「あっ…材料足りない。」



ほんとだ。
飾りの材料足らない…




「じゃあ、あたし取ってくるね!
どこにあるんだっけ?」




「確か倉庫にいっぱい置いてるってゆってた。
1人で大丈夫?」




「大丈夫〜!そこまでドジじゃないよ。
いってくるね〜。」




そう言ってあたしは教室を出た。




外は風が吹いていて雲1つない綺麗な快晴だった。




この時期のこと天気はやだな…




あのときのことが鮮明にうかんでくる…。




もう何年も前の話なのに。



あたしはいつまでこの事に縛られてるの―?




気が付くと倉庫についてたから
あたしは頼まれてた材料を取って倉庫を後にした。




「重っ…
だれかに来てもらえばよかったあ…。」




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