恋愛同盟
もちろんあたしはお母さんに引き取られて。




お母さんはあたしの為に寝る間も惜しんで働いてくれた。




あたしはあたしで迷惑をかけないように
できる限りのことは一生懸命やった。




もう殆んど会わないすれ違う生活だった。




あたしが寝てるときに帰ってきて
お母さんが起きるときにはあたしは学校。




そんな日がしばらく続いたある日―…




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