恋愛同盟
2人が
あたしをまっすぐ見つめる。




あたしは、
ちょっとそらしてしまった。




だって。
すごい真剣な顔で見てくるから。




どこを見たら
いいのか、
わかんなくて。




「てことで、美音。
俺ら、これから
ライバルだから。」




大翔が
にっこり笑顔で
言う。




「まあ、
せいぜい覚悟しとけ。
美音も大翔も。」




「それ俺のセリフ~!」




その日は
3人で
帰ったんだ。




ずっとこんな
会話が続いてて…。




明日からの
学校生活、
不安です…。
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