恋愛同盟
「美音〜勝ったよ!」



ブイサインを作って愛芽が嬉しそうに笑ってる。



愛芽はドッジボールに参加していた。




「愛芽すごすぎ…
ボール何人に当てたの?」



「ん〜…。
分かんないや。」



「お前すごすぎだし…
おっ、次俺だわ!
応援しろよ−!!」



「やだ−!
愁哉はクラス違うから敵だもん。
応援なんかしてやんな−い!」




舌を出して愛芽が愁哉に言った。



「そんな意地はらないで応援してあげればいいのに…」



「だめ!!これは勝負なんだから!
別だよ別!!」



そんなに賞品がほしいのか…




愛芽は愁哉をあんまり甘やかさない。



だからバランスとれてるんだろうけど。




「さあー、大翔と遥斗の応援でもいきますか!」



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