片思い。


 「あ…宏斗にメアド教えたこと内緒にしてね??」


 「うん、分かった」


 「じゃあ、戻ろっか」


 「うん」


 私は、桐谷くんと並んで階段を下りた。


 階段を下りてからは、桐谷君の後ろを歩いた。


 「じゃあ」


 「うん」


 桐谷君は、渡辺と一緒に行っちゃった。


 きっと、私の顔は真っ赤だろう。


 はぁー幸せです!!


 でも!!自惚れちゃダメ!!いつ、フラれるかわかんないんだから!!


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