再加熱しますか?
するとこっちの信号も青に。




しばらくすると、家に着いた。





「ただいまっって誰もいないか」
と、笑う私。



一人で鍵を開け、中に入ると机の上に100円札。

「これで夕飯買ってきてね。
 いつもごめんね。
 


            ママより」


というメモもあった。






毎日こうだから私にはわかる。


早くいかないと私の大好きなお弁当が売り切れちゃう!




家の鍵も締めずに、雪の降る中。


そのへんにあったサンダル突っかけて走っていく。


うぅ・・・。さぶすぎる。




さすがにサンダルはないよね。





そこで、さっきの交差点についた。




思い出す、さっきの出来事。
修の声。


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