マイルド・ガールとワイルド・ボーイ2
★諦めたくない★ 《Side -Senri-》
「ちょっと………!!」
連香が力いっぱいオレの体を押して、オレから離れる。
その目はちょっと涙で潤んでいたが、小川のせいなのかそれとも……オレのせいなのかは分からなかった。
「い、いきなり何……バカじゃないの!?アンタ!!」
目の前で口を手の甲で拭かれるって………ショックだな。
前髪をかき上げ、バレない様にため息をついた。
「お前、無防備過ぎんだよ。だから小川にも襲われかけんだって」
「なっ……話逸らさないでよっ!!」
連香の160より少しだけ高い体が、今は怒りでプルプルと震え出した。
連香が力いっぱいオレの体を押して、オレから離れる。
その目はちょっと涙で潤んでいたが、小川のせいなのかそれとも……オレのせいなのかは分からなかった。
「い、いきなり何……バカじゃないの!?アンタ!!」
目の前で口を手の甲で拭かれるって………ショックだな。
前髪をかき上げ、バレない様にため息をついた。
「お前、無防備過ぎんだよ。だから小川にも襲われかけんだって」
「なっ……話逸らさないでよっ!!」
連香の160より少しだけ高い体が、今は怒りでプルプルと震え出した。