マイルド・ガールとワイルド・ボーイ2
キーンコーンと、午後の授業開始のチャイムが鳴る。


学年1位と2位がサボっていいのかと思ったが、気にしない事にした。

(↑学生の皆さんは、きちんと授業を受けましょう)


「もうカワイくてカワイくてしょうがなかったから、理性フッ飛んだ。だからキスした」


「……なっ…!?//////」


連香の顔がカァァァァと真っ赤っ赤に変わった。


怒りより恥ずかしさの方が勝ってるみたいだ。


「今はオレの事嫌いでもいいよ………だけど」


オレは連香の耳元に顔をやり、囁いた。


「絶対にお前の事、オレの彼女にしてやっから」
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