マイルド・ガールとワイルド・ボーイ2
「今はそんなの関係無いだろ!お前自分の存在知ったばっかの女の子にホレてキスして告白って………メチャクチャだぞ!!」


知良…答えにくくてさりげにスルーしたな。


オレは座ってた場所を、床から知良のベッドに移った。


オレのベッドより硬めなんだよな、知良のベッド。


「メチャクチャでも何でも、好きになっちまったもんはしょうがねぇだろ。オレはお前等が何と言おうと、連香の事あきらめないぞ」


そう宣言すると、知良も紅も長~~いため息をついた。


「バカだ…“彼女いらねぇ”言っといて、いきなり好きな子作っちゃったから……」
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