マイルド・ガールとワイルド・ボーイ2
†第3章† 少しずつでも

☆美し過ぎる集団☆ 《Side -Renka-》

6月が終わり、7月になった。


皆と遊園地に行く、お楽しみな日曜日がやって来ましたよ!!


「アレ?連香出かけるのか?」


会社が休みで今日は家にいるお父さんが、リビングに顔を出す。


「うん!同級生と遊園地行くんだ!!」


本当の事を答えただけなのに、休日もイケメンなお父さんはそのカッコイイ顔をしかめた。


なんで?どうしたんだろお父さん。


「連香………確認するけど、一緒に行くメンバーの中に男はいるのか……?」


「もう連右ってば、いいじゃない娘が誰と遊園地行こうと」


お茶を飲んでるお母さんがツッコむ。
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