マイルド・ガールとワイルド・ボーイ2
私には“選択肢”なんて無いんだ。


お母さんが『連右にはねぇーーー…負けてもいいかなって思えるのよねぇ』って言ってたのを思い出す。


私も………千梨には負けてもいいかもしれない………


「フッ……カワイイ」


「アンタ超ワガママだよね……」


「ワガママで結構♪」


千梨の唇が、再び私の口を塞ぐ。


1回離れたかと思ったら、また口づけられる。


角度を変えて、何度も何度も……


「んっ…せ………」


ちょっとーーー!!私キスする事は許したけど、“何回もいい”とは言ってないのにーーーーっ!!//////
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